人往低处走。

働かなくても食べていける。頭の中は娯楽ばかり。授業がないのをいい気に勉強しない。

楽な生活をするから、だんだんダメになるの。
最近やっと気づいた。ありがたいと思っている、でもそれゆえの緊張さも大してもたなかった。だんだんそのありがたさが薄くなってしまって、当たり前のように思い始めてからはもう無理だ。

最近頭の中はチケットのことばかり考えてしまって、何も出来なくなった。
仕事を探そうと思っても、やる気がでない。失敗を恐れているのかな…確かに面倒くさいと思っているのは事実。しかも日本で仕事を探す理由が見つからない。

一番大きい理由は神谷さんがいるからでしょう。
でも本当にいいの？神谷追っかけはいつ終わるの？って少し前からちょこちょこ思い始めた。

こんなゆるい生活をして、だんだん閉まらなくなるのは目に見えているし。
しかも最近チケットばかりを心配しているから、心労がたまり始めた。かといって期間限定だから諦めることはできない。二年というのは長くもないし、短くもなくちょうど潮時がくる長さだな。

今日は論文の再終稿をだして、元のバイト仲間と一緒に食事会をしてきたの。
同い年の子と３４のお姉さんと。同い年の子は今小学校の先生をやっている。やはり問題の子＋問題の親がいて、すごく悩んでいるらしい。それでも、そういう仕事に取り組んでいる姿勢がまぶしかった。

すごくしまりのない生活しているけど、贅沢を言っちゃいけない。２０代最後の遊びタイムと思っていたほうがいいかも。仕事を始めたら、もしかしたら精神的に余裕がなくなるかもしれない。それでも神谷さんの声が聞こえるなら幸せだから、それ以上を求めてはいけない。求めてもなんの結果も出ないから。
とりあえず一旦帰って、リセットしよう…
また戻ってくれるかどうか分からないけど、できればまたお会いしたいな。その時はどうどうと仕事に成果を出していればいいな。